手動圧力洗濯機。
これはどういうものかというと、その名の通り洗濯機だ。電気代はかからない。随分前に日本でも販売されていたような覚えがある。その時どうしても試してみ
たかったのだが、ついに買う機会がなかった。その懐かしの怪しい洗濯機がグレードアップして私の目の前に現れたのだ。値段は消費税込みで約60ドル。これ
で洗濯代の節約が出来るのであれば高い買い物ではない。
さて、使い方である。まず指定の量の洗剤とお湯を入れる。例えば500グラムぐらいの洗濯物ならば、約1リットルのお湯と洗剤は小さじ1杯といった具合
だ。この洗濯機はごく少量のお湯と洗剤で事足りるというところが偉いところで、このおかげですすぎも楽になる。なぜこんなに少ない量で洗濯が可能なのか、
それは”圧力”のおかげだ。
嘘かホントか知らないが、圧力をかけると、洗剤は容易に繊維の中にしみこんでゆき、すぐに汚れを引き剥がし始めるので、少量のお湯と洗剤だけでしかも短時間で洗濯を完了するという。1分から2分で洗濯を完了してしまうのだ。はたして本当なのか?
お湯と洗剤を入れ、
ふたをする。このふたに圧力を掛ける仕組みがある。
回すこと約1分。
排水すると既に水は汚れている。マジか?
すすぎのために水を入れまた回す。(2回ぐらいやった。)
洗濯機並にはとれているようだ。しかし、こびりついた襟の汚れなどはやはり事前にこすっておく必要がある。
驚きである。
とりあえず洗濯できている。合格点だ。ただし、いくつかの問題点がある。
- ハンドルの造りがちゃちなので、回そうとするとハンドルがはずれる。しょうがないので本体を掴んで回した。
- すすぎがちょっと不安
- 脱水は絞るしかないので疲れる。
さらに今回のセットにはドライクリーニングパッドというものがついてきている。これはその名の通りドライクリーニングをするためのものだ。本当に出来るのかどうか分からないが、そのうち試してみよう。
私も欲しいかもしれないと思った人はこちらをどうぞ。
(追記:これを書いてから8年、今ではアマゾンで手に入るのです:2005/08/28)
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